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【書評】『珈琲の世界史』おもしろエピソードをコーヒーに添えて
2021/8/16
珈琲の世界史 posted with ヨメレバ 旦部 幸博 講談社 2017年10月18日頃 楽天ブックス Amazon Kindle おくでぃ お久しぶりです!おくでぃです。今回は珈琲の世界史です。 ...
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【書評】『ユニクロ潜入一年』まるでスパイ?ユニクロ帝国への潜入記録
ユニクロ潜入一年 posted with ヨメレバ 横田 増生 文藝春秋 2020年08月05日 楽天ブックス Amazon Kindle "国民服" ユニクロ 洋服に興味がない人もある人も一度は着た ...
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【書評】『バナナと日本人 ーフィリピン農園と食卓のあいだー』甘いバナナの中身は真っ黒
2021/8/30 グローバリゼーション, モノカルチャー, 多国籍企業
いつから南国のフルーツであるバナナは、極東の島国でありふれた存在になったのだろう。現在ならば、原宿竹下通りのクレープや縁日の出店で買える串に刺さったチョコバナナなど、バナナは日常よく見かけるフルーツとなった。しかし、戦前の日本では、バナナは贈り物として扱われるくらい高価なフルーツであった。
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【書評】『香港とは何か』失われていく境界性と例外性
1997年7月1日は歴史的一日であった。イギリス人自ら「不義にして非道の戦争」とまで言わしめたアヘン戦争。その戦利品としてイギリス人の植民地になっていた香港が155年ぶりに中国に返還されたのだ。
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【書評】『天皇と儒教思想 伝統はいかに創られたのか?』
2016年に今上上皇が国民に向けた「お気持ち」表明は、皇室典範の改定や生前譲位などの天皇の伝統に目を向けるきっかけとなった。その際、一部の論者によって、伝統的な天皇像が取り上げられ、「古来そうだったのだから変えてはならない」と改変にブレーキをかけることとなった。
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【書評】『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』BIGになりたがらないヤンキー3.0
20XX年、国際自然保護連合 (IUCN)はある発表を行った。専門分野の研究者グループが、調査した結果、日本のヤンキーは絶滅危惧種としてレッドリストに記載されることが決定したのだ。これはもちろん嘘であるが、一般的なヤンキー(リーゼントやツッパリ、悪羅悪羅系)は街で見かけなくなった。
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【書評】『自動車の世紀』自動車が人類の〇〇を解放した!
20世紀は科学技術が社会のかたちそのものを大きく変革した時代であった。なかでも自動車は20世紀を代表するテクノロジーとして、20世紀のあり方を決定づけたと言っても過言ではない。本書は自動車と社会の関係をさまざまなエピソードとともに推移を追うことができる一冊。