ギリシア 歴史秘話

『クサンティッペ』ソクラテスに水をぶっかけた悪妻

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ギリシア最大の哲学者の妻は最も有名な悪妻?

世の中にはたくさんの◯◯の日があります。そのなかには「悪妻の日」なる記念日??もあり、それが4月27日です。実はこの日はギリシア最大の哲学者ソクラテスが亡くなった日でもあるのです。なぜソクラテスの亡くなった日が「悪妻の日」なのでしょうか。

不名誉なことにソクラテスの妻は最も有名な悪妻と言われています。彼女の名前はクサンティッペ。クサンティッペはどんな女性だったのでしょうか。

ソクラテスはよくこんなことを言っていました。

ソクラテス
気性の激しい女と一緒に暮らすのは、ちょうど騎手がじゃじゃ馬と暮らすようなもの。

ここからクサンティッペは気性の激しい女性だったのだと推測できます。

クサンティッペVSソクラテス

この夫婦はよく喧嘩していました。がみがみ言うのはもちろんクサンティッペのほうです。

ある日、いつものようにクサンティッペががみがみと小言を言っていました。この日は機嫌が悪かったのかエスカレートしてソクラテスに水をぶっかけたのです。このエピソードはクサンティッペを象徴するシーンなので絵にもなっています。

クサンティッペ

レイエ・ヴァン・ブローメンダール画

クサンティッペ

オットー・ファン・フェーン画

ぶっかけられたにも関わらず彼はこう応じました。

ソクラテス
ほうら、言っていたではないか。クサンティッペがゴロゴロと鳴り出したら、雨を降らせるぞと。

まったく気にする素振りもない哲学者。。。

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おくでぃ

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